2026 SUMMER, HASAKI COAST

40年の時を経て、 海岸工学の明日が、 ここから始まる。

波崎海洋研究施設 観測開始40周年記念
合同現地観測キャンペーン

NEWS
  • 合同現地観測が無事に完了しました (8月31日(月)・9月1日(火)のコア日、9月2日(水)の測器回収まで、事故なく安全に終えることができました。 調査参加者は 102 名、見学の方を含む期間中の延べ参加者は 305 名 でした。なお、一部の測器は継続設置のため後日回収予定です。ご参加・ご協力いただいた皆さまに厚く御礼申し上げます) [9月3日現在]
  • HORS40th シンポジウムを開催しました(9月1日(火)、アートホテル鹿島セントラルにて開催し、119 名 のご参加をいただき盛会のうちに終了しました。ありがとうございました)
  • 観測データを更新しました(海浜地形断面:9月2日測量分までを掲載/ドローン用標定点(GCP)の測量値を新たに公開) データを見る
  • プレスリリース「大規模合同海岸観測『HORS40th』を実施します」を公開しました 本文を読む

参加メンバー・関係者の方へ

メンバーリスト(編集可)・波崎海洋研究施設 利用の手引き・観測計画一覧・ダイバー作業 などの資料は、パスワード保護された専用ページにまとめています。メールでご案内したパスワードでアクセスしてください。

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議論・情報交換の場(Google グループ) 公開

参加者間の連絡・議論用に Google グループ「hors40」を開設しました。参加者の皆様のメールアドレス宛に招待をお送りしています。 閲覧は誰でも可能で、投稿・メール受信にはグループへの登録が必要です。

投稿内容は誰でも閲覧できます。 パスワードや限定公開の共有リンクなど、秘匿すべき情報は投稿しないようご注意ください。

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HORS 40th Project

波崎海洋研究施設(HORS)は、1986年3月の観測開始以来、全長427mの観測桟橋を拠点として我が国の海岸工学・沿岸環境・防災研究のフィールドとして機能してまいりました。
2025年度末をもって観測開始から40年を迎え、これを記念した「合同現地観測プロジェクト」を企画いたしました。

1998年・1999年に実施され、海岸工学分野に多大な貢献をもたらした大規模合同観測(HORS98/99)の精神を引き継ぎます。

「質の高い現地データを自ら取得し、自然現象を直接理解する経験」
次世代を担う若手研究者や学生に向けた、このかけがえのない機会を共に創出しましょう。

HORS銘板 夕暮れの桟橋と観測棟

Overview

実施概要

実施時期・期間

2026年8月下旬 ~ 9月中旬

全体で2週間~1ヶ月程度を想定。
数日間の「コア日」(参画機関による同時観測推奨日)を設定予定です。

実施場所

波崎海洋研究施設 (HORS)

茨城県神栖市 波崎海岸
全長427mの観測用桟橋および周辺海域・海岸全域。

参加条件

参加費無料

  • 宿泊・交通費等は各機関自己負担
  • 学生単独での参加不可(教員同伴必須)
  • 【最新情報】海岸工学委員会による若手研究者・学生への旅費補助は、申込みを締め切りました。対象となる方には事務局より個別にご連絡いたします。

Platform & Targets

基盤データと観測対象

港空研はホストとして、施設のインフラを提供するとともに、基盤データを開放します。
以下のような多種多様な観測機器の持ち込みと、異分野連携によるシナジーを期待しています。

青空の下の観測桟橋 桟橋での機器設置 波打ち際でのポール測量 測量機器(レベル)による観測 波面を捉える各種センサー UAVドローンによる観測 砂浜の断面堆積層 荒天時の現場作業

港空研からの提供事項

波崎海洋研究施設をプラットフォームとし、
「地形や波浪等の基盤データ」「桟橋の観測インフラ」を提供します。

  • 基盤データの整備: RTK-GNSSによる詳細地形観測、マルチビーム音響測深機を用いた深浅測量データ、LiDARによる波浪伝播計測など、広域かつ高精度な基盤データを提供し、データ共有によるシナジーを創出します。
  • 観測インフラと設置補助: 桟橋上の電力・通信環境の提供に加え、海中・海底への各種観測機器の展開について、港空研が可能な限りの設置補助を行い、皆様のスムーズな観測開始を強力にサポートします。
  • 観測機器設置に関する潜水士作業補助 港空研では、潜水士による計測機器の設置補助を外注予定です。港空研との共同研究という形で進められる案件については、測器のみをご準備いただければ設置を実施いたします。個別にご相談ください。

期待される観測対象と機器

【現在寄せられている観測希望リスト】

波浪、地形、LiDAR、ドローン、環境計測など、多岐にわたる観測希望をいただいております。

流体・波浪
波高計・水圧計 流速計(ADCP) 高機能型流速波浪計 水平方向流速計 GNSS波浪ブイ 海洋レーダ GNSS反射波・埋設
気象・大気
UAV風速計測 環境音・ノイズ計測
地形・底質
砂面計・土壌水分 堆積物コア・採泥 精密海底地形測深 水上移動型測深 飛砂・植生調査
生物・化学
水中懸濁物粒径分布 多項目水質連続観測 環境DNA分析 水中分光放射輝度 採水・生物標本採取
画像・RS
UAVレーザー測量 地上固定レーザー 3D地形復元解析 水中画像AI解析 定点観測カメラ 熱赤外画像観測

Important Dates

今後のスケジュール

5月上旬
登録者への初期連絡
5月中旬
コアメンバー選定 / 実施日程会議
5月下旬
実施コア日程の確定
6月上旬
観測調整(個別ヒアリング)
6月下旬
全体調整完了
7月
実施準備 / 運営会議,機器設置会議
8月下旬〜9月上旬

合同観測 キャンペーン本番 ※コア日程案

日程 区分 詳細・備考
8/27(木)-28(金) 設置準備 事前の機器設置・準備作業を実施。
8/29(土)-30(日) 設置・準備 事前機器設置希望者対応。
日曜に事前設置機器の動作確認完了。
8/31(月) コア日① 【終日】一斉同時計測。当日持ち込み機器のデータ取得を開始。
9/1(火) コア日②
シンポジウム
午前:継続観測 & データ整理
14:30-18:15:シンポジウム(アートホテル鹿島セントラル)
19:00〜:懇親会(同ホテル)
9/2(水) 撤収 コア同時観測終了。一部の機器の撤収作業開始(継続希望の場合は残置)。

※上記日程でご都合を合わせることが難しい場合でも、8月下旬や9月後半での調査希望がございましたら、港空研として桟橋利用を受け入れております。
一部の計測はコア日を前後して継続的に実施されますので、ぜひ本合同観測キャンペーンの一環としてご参画いただければ幸いです。

Symposium

HORS40th シンポジウム

2026年9月1日(火)に開催しました

波崎海洋研究施設でこれまでに実施された観測や最新の研究成果を共有するシンポジウムを開催し、 119 名の皆さまにご参加いただきました。 40年にわたる観測の歴史を振り返り、これからの沿岸技術の発展を議論する場となりました。ご参加ありがとうございました。

シンポジウム

2026年9月1日(火)

14:30 〜 18:15

アートホテル鹿島セントラル 宴会場
(対面のみ・オンライン配信なし)

懇親会

同日

19:00 〜 21:00

アートホテル鹿島セントラル(同ホテル宴会場)
シンポジウム終了後に開催しました

参加者数

シンポジウム

119 名

合同現地観測には調査参加者 102 名、見学の方を含む期間中の延べ 305 名にご参加いただきました。

プログラム

当日のプログラムです。

14:30–14:35

開会挨拶

河合 弘泰(港湾空港技術研究所)

14:35–14:45

波崎海洋研究施設 観測40周年について

伴野 雅之(港湾空港技術研究所)

基調講演
14:45–15:05

波崎よもやま話

栗山 善昭(沿岸技術研究センター)

現場観測

各15分(発表10分・質疑4分・予備1分)

15:05–15:20

波浪による砂層内部変化が地形変化に及ぼす影響の解明を目指した現地調査とその解析

鈴木 崇之(横浜国立大学 大学院都市イノベーション研究院)

15:20–15:35

小型波浪ブイを用いた洋上精密測位と対流圏・電離圏観測への発展

髙橋 透(電子航法研究所)

15:35–15:50

砂粒のルミネッセンスによる定量的海岸土砂追跡手法の確立

田村 亨(産業技術総合研究所 地質情報研究部門)

15:50–16:05

LISST速報、ROV撮影動画の紹介

古市 尚基・大井 邦昭(水産技術研究所)

16:05–16:20

波崎海岸における海底地形と底生生物の関係

清家 弘治(産業技術総合研究所 地質情報研究部門)

16:20–16:30 休憩
リモートセンシング

各15分(発表10分・質疑4分・予備1分)

16:30–16:45

海面動画に基づく海岸モニタリング技術の発展

松葉 義直(東京大学大学院新領域創成科学研究科)

16:45–17:00

Xバンドレーダで見えること

武若 聡(筑波大学)

17:00–17:15

高時空間分解能衛星による海岸モニタリングの可能性

吴 連慧(東京海洋大学)

海外発表

10分

17:15–17:25

Daiwa project: Improving Beach Profile Models through Swash and Surf Zone Dynamics: From Field to Flume Experiments

Ravindra Jayaratne(University of East London)

企業等

各8分(発表5分・質疑2分・予備1分)

17:25–17:33

波浪計測ADCPの拡張機能と応用

國分 祐作(Nortekジャパン)

17:33–17:41

ADCPを用いた砕波帯内での波浪観測

瀨戸口 喜祥(ハイドロシステム開発)

17:41–17:49

小型SAR衛星を用いた汀線モニタリングと被災状況把握

小澤 剛(Synspective)

17:49–17:57

波浪観測結果の信頼性について

三井 正雄(ソニック)

18:05–18:15

閉会挨拶

日向野 純也(一般社団法人マリノフォーラム21)

ご参加ありがとうございました

シンポジウムの開催日前後には、波崎海洋研究施設にて合同現地観測を実施し、最新の取得データもご紹介しました。 港空研による基盤データは順次公開しています。

40周年記念 ノベルティグッズ

HORS 40周年を記念したオリジナルTシャツとステッカーのデザインが決定し、現在発注済みです。 Tシャツ(S・M・Lサイズ)およびステッカーは、観測参加者の皆様に配布を予定しています。 ※数に限りがあるため、各研究機関の代表者を中心とした配布となる場合があります。

【 Tシャツ デザイン 】

HORS40th Tシャツデザイン(桟橋と海岸のロゴ)

【 ステッカー デザイン 】

HORS40th ステッカーデザイン(Hasaki Oceanographical Research Station)

追加購入をご希望の方へ

配布分に加えてTシャツを追加でご希望の場合や、サイズ違い・色違いをご希望の場合は、 公式ストア「UP-T Market」からご購入いただけます。

ストアを見る

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主催 (国研)海上・港湾・航空技術研究所
港湾空港技術研究所
後援 土木学会 海岸工学委員会